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おしゃれになる!メンズファッションの本おすすめ5選

おしゃれな洋服屋に行っても、何を買えばいいのか分からない。

あなたは、こんなことで悩んだこと、ありませんか?

おすすめのメンズファッション本

その悩みは、かんたんに解決できます。

メンズファッションの専門家が書いた書籍に、答えが書いてあるからです。

2010年代に入り、素晴らしい「メンズファッションの本」が、数多く出版されています。

今回は、すべての男性におすすめできる「ファッション本」を5冊紹介します。

これらの本を読むことで、

  • おしゃれの基本が分かります
  • 自分でファッションコーディネートが出来るようになります

おしゃれになって、女性に「モテる男」になれるのです。

おすすめ1、MBさんの「最速でおしゃれに見せる方法」

ファッションブロガーでバイヤーの「MBさん」のデビュー作。

2015年9月20日発売の本です。

ファッションセンスのように、感覚的に語られがちな「男のおしゃれ」を、「論理的な法則」として解説するのが、この本の特徴。

一定のルールに沿って、洋服を選び、組み合わせることで、「おしゃれに見える方程式」があるというのが、筆者MBさんの一貫した主張です。

この本が画期的なのは、男の「外見コンプレックス」を解消するための、ファッションについて書かれていることです。

  • 足を長く、スタイル良く見せるコーディネート理論
  • 顔を小さく見せる「視覚効果」の技術
  • 筋肉質な腕回りを演出するトップス選び

このような「外見の劣等感」を解消する役割としての「洋服」について解説されています。

これらは、ファッション雑誌などで語られることも少なく、最初に読んだ時は、本当に衝撃的でした。

コーディネートの写真も豊富で、すぐに参考にできるものばかり。

この本を特におすすめできるのは、

  • 体系的に洋服の基礎知識を身につけたい人
  • メンズファッションを論理的に知りたい人
  • ドメスティックブランドやモード系ファッションが好きな人

このような人たちです。

ちなみに、2018年現在でも、この本のメソッドは、非常に有効です。

MBさんは、この本以降、次々と書籍を出版していますが、彼の理論は『最速でおしゃれに見せる方法』の時点で、完成されているからです。

おすすめ2、大山旬さんの「ユニクロ9割で超速おしゃれ」

メンズファッションスクールを運営されているスタイリスト「大山旬さん」の本。

発売日は、2017年10月30日です。

本のタイトルを見て、「ユニクロでおしゃれなんてできるの?」と思った方は、少し時代感覚が古いです。

今や、ユニクロは、「おしゃれ男子」注目のファストファッションブランド。

この本は、ほぼユニクロだけで、おしゃれができることを、証明しています。

おもに次のようなことが、学べます。

  1. 「ユニクロで買うべき服」と買ってはいけない服
  2. 定番アイテム中心のコーディネートにアクセントを加える方法

特に、「アクセントを加える方法」は、知っているのと知らないのでは、大違い。

「普通のコーディネートから抜け出せない」と、悩んでいる方には、とても参考になります。

「高価な服を避け、コスパがいいユニクロ中心のコーディネートで、おしゃれをしよう」

大山旬さんのこういった考え方は、洋服に使えるお金が限られている人にとっては、心強いですね。

『ユニクロ9割で超速おしゃれ』には、女子ウケが良さそうなコーディネート写真も多くのっており、真似するだけで、おしゃれになれます。

おすすめ3、久保田卓也さんの「大人のための私服の教科書」

フリースタイリスト、ファッションプロデューサー、専門校講師として活躍する「久保田卓也さん」が2013年11月22日に出版された本です。

この本は、メンズファッションの「カラーコーディネート」について、かなり詳しく書かれているのが特徴。

もちろん他の本でも、おすすめのカラーコーディネートについては説明があります。

  • MBさんの本では、「モノトーン+一色」が基本ルール
  • 大山旬さんの本では、ネイビー(紺色)を最優先する

こういった方法論ですね。

それに対し、『大人のための私服の教科書』では、もっと突っ込んで「イメージ配色」というカラーコーディネート理論の解説があります。

久保田卓也さんのイメージ配色理論は、次のようなものです。

まず、洋服が持つ「カラー」を、色味が持つイメージで、ざっくりと次の4つに分類する。

  • 暖色(暖かく見える色)=赤、オレンジ、黄、ピンクなど
  • 寒色(寒そうな色)=青、水色など
  • 無彩色(色味がない色)=黒、グレー、白など
  • 中性色=(暖色でも寒色でもない色)緑、真紫、茶色など

その上で、久保田卓也さんが初心者におすすめしているのが、メインカラーとサブカラーの二つで構成する配色コーディネートです。

  • メインカラーとは、コーディネートのうち、最も広い面積を占める色
  • サブカラーは、メインカラーを補色する面積が狭い色
  • メインカラーは、無彩色か暖色にして、サブカラーで寒色か中性色を使うのが基本

さらに、久保田卓也さんがファッション中級者におすすめしているのが、3色をバランスよく取り入れたコーディネート。

  • メインカラーを作らない、3色を均等に割り当てる
  • 3配色コーディネートの例としては、「寒色」のパンツ、「暖色」のトップス、「無彩色」の靴と帽子の組み合わせ

こういった久保田卓也さんの「イメージ配色理論」は、たとえファッションの流行が変化しても、役立つものです。

そのほか、洋服を「K値」と「J値」といった独自の物差しで分類するなど、役立つ情報が盛りだくさんです。

ただ、この本には、弱点もあります。

コーディネート写真が少なく、イラストがメインということです。

よって、『大人のための私服の教科書』は、すでにファッションで試行錯誤した経験がある中級者向けかもしれません。

おすすめ4、大山旬さんの「おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の服選び」

大山旬さんが、2016年11月1日に出版された本です。

前述の『ユニクロ9割で超速おしゃれ』との最大の違いは、紹介されている洋服が、ファストファッション中心ではないという点。

この本では、セレクトショップのアイテムがメインで紹介されています。

アイテム別の「専門ブランドの一覧表」なども載っています。

また、私服だけではなく、「スーツ」や「ジャケパン」についても、かなりのページ数を割いています。

大山旬さんが、本来もっとも得意としているのが、セレクトショップのアイテムで、ジャケパンや「キレイめファッション」の分野ではないでしょうか?

この本は、ネクタイやバッグ、時計、靴の選び方など、小物類まで網羅されており、「メンズファッションの総合教科書」と言えるような内容です。

婚活パーティーやお見合いなどで、ジャケパンや「おしゃれスーツ」が必要な男性は、『おしゃれが苦手でもセンスよく見せる最強の服選び』を優先して読むといいでしょう。

おすすめ5、MBさんの「ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいくスタメン25着で着まわす毎日コーディネート塾」

MBさんが、2017年2月8日に出版した本。

前述の『最速でおしゃれに見せる方法』を理論重視とすると、この本は、アイテム紹介に重点がおかれています。

書名ではユニクロを強調していますが、紹介されている25アイテムのうち、ユニクロは、8点だけ。

残りの17点は、ユニクロ以外のブランドです。

「MBさんのおすすめアイテムを幅広く知りたい」というニーズを満たす内容です。

『最速でおしゃれに見せる方法』では、紹介していないものや、最新の流行アイテムも解説されています。

  • スラックス
  • ジョガーパンツ
  • ラウンドカットのビッグカットソー
  • ツバ広ハット
  • ロング丈のカーディガン

このようなアイテムです。

『最速でおしゃれに見せる方法』でMBさんの理論を知った後に、この本を読むと、コーディネートの幅がさらに広がります。

MBさんは、他にも多数のファッション本を出版されておりますが、今回紹介した2冊が、特におすすめです。

ファッション専門家3人が語る「おしゃれの基本」とは?

いかがですか。

今回紹介したのは、国内を代表するメンズファッションの専門家3人の著書。

  • MBさん
  • 大山旬さん
  • 久保田卓也さん

実は、この3名には共通した主張があります。

  • MBさんは、「ドレス」と「カジュアル」のバランス
  • 大山旬さんは、「カジュアル」と「キレイめ」のバランス
  • 久保田卓也さんは、「K値」という独自の物差し

このように3人が語る言葉の表現は、異なりますが、本質はすべて同じこと。

「大人っぽく見えるようにバランスをとって、キレイめのコーディネートをしよう」

これです。

逆に言えば、子供っぽいカジュアルすぎるファッションでは、おしゃれは難しいということ。

女性は清潔感重視という点からも、キレイめファッションを基本として、最短で「おしゃれ男子」になりたいですね。

下記の記事で、MBさんと大山旬さんのおしゃれを比較し、考察しています。

こちらも参考にしてくださいね。